京大水泳部練習日記(2022/3~)

12/16 阿闍梨餅食べて泳ぐ幸せ

みなさまお疲れさまです。試合で阿闍梨餅ばら撒いている某練習生です。


今日、なんと初めて日記を書かせていただくことになりました。実は日記大ファンのひとりとして、大変光栄の限りです。
  
まずは今日のメニューを。
メニュー作成してくださったゆうごさん、スタッフのみなさん(すみません誰がいたか網羅できる自信がないです)、一緒に頑張ってくださった選手のみなさん、ありがとうございました。

GSでした。私にとっては多分去年の3月ぶりです。1、3セット目はBa, 2セット目はFrで行きました。久しぶりすぎて目標設定が難しかったですが、Baのセットはすべて43-44秒台で目標くらい、Frのセットは40-41秒台でまあまあ、しかし去年度の最後は40切れていたのでちょっと悔しい…という感じでした。



後述することと関係しますが、カナダに移ってから長距離を泳ぎこむ練習が中心になっていて、そこそこのタイムをキープするのはできるけれど、レースのスピードを出す練習が不足していますね…本気で泳いでいるつもりなんですが。

日本にいる間にみっちり鍛えようと思います。
  


まずはカナダに移ってからの近況報告をすることにします。
カナダでも水泳を続ける!と心に決めていたので、移って真っ先に水泳をやっている同僚に連絡して、現地のマスターズ水泳のチームに入れてもらいました。そこでは競泳だけでなくトライアスロンやOWSをやっている人が多くて、私も興味が湧いて、OWSに挑戦し始めました。
6月-9月の間、オンタリオ湖で土曜の朝に泳ぐ団体 [https://lostswimming.com/ ]
に参加して、6月、8月、9月にそれぞれ3k, 3.8k, 5kのレースにも参加してきました。8月のはオンタリオ湖、6月と9月のはWelland運河という、ナイアガラの滝のすぐ近くの、エリー湖とオンタリオ湖の間の運河でのレースでした。

OWSも知れば知るほど奥が深くて、すでに無限に話したいことがありますね。やるまで全然知らなかったんですが、特に私にとっては水温が一番の心配事です。


オンタリオ湖は特に、巨大な水の塊なので、夏でも湖底には0度位の水が溜まっています。それで、風向きによって、しばしばひっくり返ってその冷たい水が浅いところに出てくることがあります。そのせいで、一晩にして水温が25度から5度に一気に下がったりします[https://lostswimming.com/lost-race/ ] の”temperature”のところに説明があります)。これがレース当日に起こると大変ですが、これは本当に運なので防ぎようがありません。今年は運よく8月の試合当日は水温24度もあり、とても理想的でしたが、2023年は水温5度(気温は30度!)でやったらしいです。


私も、レース当日ではないですが、ある土曜日は行ってみたら水温5度で、しかし泳がないのも癪なのでウエットスーツ着て、飛び込んで、何回かストロークして、這い上がってきました。


日本でも、帰国中に時期があったらOWS出てみたいです。そういえば、そこのチームメイトの人に教えてもらって知ったのですが、津軽海峡はoceans seven
[オーシャンズセブン - Wikipedia]
 の一つで、海峡縦断泳の難易度最上級らしいです。いつかやってみたい…かも…??
  

外で泳げる機会・時期は限られていますが、それ以外では相変わらず毎日プールで泳いでいました。マスターズのチームやトライアスロンの人たちの集団と一緒に練習するので、毎回、1時間の練習なら3000m, 1.5時間なら4-5000mくらいは泳ぎ込みます。日本にいたときより確実に泳ぐ距離は増えていて、長距離には耐性がついてきていると思う一方、ただついていくのに必死で、メリハリのある練習ができていないというのが目下の課題です。
  
さて、せっかく日記を書かせてもらうということで、何を書くべきか色々迷ったのですが、
水泳に関して数学的に分析するとかはりゅうた君におまかせすることにして、
また水泳以外の話をしだすと話が発散しそうなのでそれもやめておくことにして、水泳に関することに限って話そうと思います。
こんな素人でも、水泳について話したいことは無限にあり、しかしそういえば文章として残したことはなかったし、またとない機会なので、自分のためにもここに書かせてください。
  

私は水泳は保育園-小3まで週一で習っていました。4泳法泳げるところまでいって、一瞬選手育成コースに入ったものの、当時あがり症で、スタート言われると泳ぎ出せなくなってしまって、そこでやめてしまいました。中高生時代は、体調が悪くて運動どころではなかったです。大学では学部1、2年は合気道サークルでそこそこ一生懸命やっていました。しかしそれもやめて、修士に入るまで2年くらい全然運動しなかったところ、流石に体力に危機感を抱いて(数学の学生あるある。)運動することにしました。泳ぐこと自体は好きだったのと、幸い東京には400円で気軽に使える区民プールが稠密に存在しているのとで、週1,2回くらい、プールに通い出しました。そのときは大昔の記憶を頼りに自己流でだらだら泳いでいるだけでした。



博士に入ってすぐに、京大からありがたく職をもらって京都に移ることになりました。コロナの直前の9月です。来てみたら、京都には全然使いやすいプールがないことを知りました。そして同時に、踏水会とかいう有名なスイミングスクールがあるということを知り、この際いっそのことちゃんと泳ぎを教えてもらうか、と思って成人コースに入ることにしました。これがすべての始まりでした。

踏水会の成人コース、なかなかレベル高いです。毎月テーマとなる種目(50mBaとか800mFrとか)が決まっていて、1ヶ月間それに向けてメニューが組まれて練習します。それで、月の最終週に、タイムを計ってランキング(年齢もこのマスターズ資格級 [https://zavastsurumi.web.fc2.com/organization/sikaku.html
に従って加味される)なるものが出されます。多分私が最初にやったのは25mFlyの月でした。いつも一緒のレーンでゆったり泳いでいらっしゃる60代後半のおじいちゃんが、14秒台とかで泳いでいて、そこまでじゃなくてもみなさんタイム計るとなったら突然別人のようになって、そこの資格級の表で15-20級くらいのレベルで泳ぐ方がたくさんいます。それで私もやってみようと思ったら普通に24秒くらいかかって(0級というか級なしw)びっくり。絶対私のほうが体力はあるはずなのにマスターズのみなさんはなんであんなにすいすい泳げるんだろう、水泳って不思議だ、と思って、自分も少しでも上達してできるようになりたい、と思いました。我ながら本気で一生懸命練習しているので、踏水会の先生方も成人コースのみなさんもとても温かく応援してくれて、ますます励みになり、気づいたら毎日練習に通うようになっていました。
マスターズの試合に出るようにもなりました。年代区分別でのレースなので、素人の私なんかが参加するとほぼ確実にダントツビリなのですが、もうそれに関しては開き直っていて、そんなの気にしません。そのかわり何が何でも、私は私のベストを目指します。



踏水会やマスターズ関係で出会った人にもいろんなすごい人たちがいます。東京オリンピック(1964年の方)のバタフライのポスターになっている方(今80代だけどバタフライめっちゃきれい!)とか、マスターズ世界記録や日本記録出しまくっている人たちとかもいます。歩くときは杖ついているのに、水に入ったら私より全然速いのは面白いです。

そこで知り合った虫明さんが、京大水泳部の練習に参加しないかと声をかけてくれました。今の3回生の方々が入部したての6月頃です。それが京大水泳部との出会いでした。そこでもまた、更にレベルの高い練習で目からウロコでした。やっぱり現役の選手のみなさんは覚悟が違います。特に水泳経験が浅い部員さんがめきめき伸びていっている、すでに速い部員さんもさらにベストを目指していっている、のも私にとってものすごい刺激です。負けていられない!


水泳部での思い出はもうここには書ききれないです…なにはともあれ、一番私がうれしかった、感謝しているのは、みなさんが私を仲間として受け入れてくれることです。カナダに行く直前にもらった寄せ書き本は私の宝物です。
  
ここまで書いて、水泳を通じていろんな世界と、いろんな人々と巡り会えて、私はつくづく幸せだなと思います。今回の帰国中も、水泳部にも踏水会の成人コースにもお邪魔させていただいていますが、みなさん温かくいつものとおり受け入れてくださって、帰るところがあるのは本当に幸せです。カナダにいても、レースのたびに日本の知り合いたちに報告するし、逆に私も皆さんのレースも日常も、いつも応援しています。(しみゆうとはいつもやりとりしています。ありがとう。みなさんも個人的にでも気軽に連絡くださいね!)この間の冬季公認は、終わったあと即座にカナダの知り合いに報告して祝ってもらいました。
  

だからこそ、私は本気です。本気で競泳でもOWSでもレースで速くなりたいし、泳ぎを上達させたいです。私のレベルでも、スランプはあり、一生懸命練習していても全然タイム落ちていくばかり…という時期もすでに複数回経験しました。今年の夏もそんな感じで、しみゆうに相談したりもしました。(ありがとう。)そういうとき本気で落ち込んで悩んでいると、所詮趣味なのになんでそんなに本気になっているの?と言われることもあります。確かに論理的な理由はうまく言えないんですが、ともかくなんか本気なんですよ。上を目指したい、成長したい、新しい世界がみたい。それが私の一番の水泳のモチベーションで、こんなに下手の横好きでものめり込んでいる理由です。
  
そういえば質問に答え忘れるところでした。
MBTI?知らん。さっきちょっとやろうとしましたが5ページ目でめんどくさくなってやめました。じゃあ次の人は、私のそれを予測してやってみて答えを教えて下さい。
そして選択肢のうち、LLMについて。私は実はAIアレルギーを結構初期に発症し、全然AIを使わない浦島太郎になっております。今後の人生がちょっと心配ですね。最近は私の分野でもAI生成の論文が問題になっているところ…
  
明日の朝練に参加したらその後しばらく東京にいて、次みなさんにお会いするのは草津合宿だと思います。実はその前日(12/28)は踏水会で50\*108本の煩悩スイムでその後打ち上げの焼肉(煩悩増えそうや)なんですが大丈夫なんでしょうかねwみなさん頑張りましょう!
  
2025-2026 轟

コメント

1. 激レア日記

草津合宿一緒に頑張りましょう(≧∀≦)

2. 阿闍梨餅美味しかったですありがとうございます

煩悩スイムしてから合宿…?怖いです。
めっちゃ真面目な日記やと思って感動してたらMBTIに入って急に適当になっておもしろかったです

3. ↑ムラマくんも十分怖いですよ

山下さんとまた練習できて嬉しいです!合宿頑張りましょう!!(メニューきつかったら僕は気合い入れのためうるさくなるかもしれません)

4. また会えて嬉しいです

山下さんがいるうちに練習行かないと

5. 何よりすごいのは山下さんの行動力

今までの思い出がよみがえってきて素敵な日記でした。
年末合宿も頑張りましょう!笑

6. オンタリオ湖の水温運ゲーは

京大物理に波動が出るか熱が出るかみたいなことですかね

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京大水泳部
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