司会)ではどうぞ!
コンコンコン(ドアをたたく音)
僕)失礼します。
ナレーション)今宵も一人の志願者が虎へと挑む。
司会)ではまずご経歴をどうぞ。
僕)京都大学2回生の下山和輝です。水泳部競泳面の選手をしています。
司会)今回の希望金額と出資形態を教えてください
僕)300万円、融資でお願いします!
司会)あなたが思い描く未来の姿は?
僕)一つの気づきで、悩める多くの人を救いたい!
司会)ALL or NOTHING 新しい未来をつかみ取れ Catch the Fund!
虎A)ではまず簡単なご経歴をお聞かせください。
僕)昨年京都大学農学部資源生物科学科に入学しました。
それと同時に中高とやっていた水泳部にも入部しました。
現在は2回生に進級し、部活にも所属しております。
虎B)今回のプランを簡単にお聞かせください。
僕)プランというか、今回はこの令和の虎を通じて人々にメッセージを伝えに参りました。
そしてみなさんにはそのメッセージにどれくらい共感できるかMAX100万円で評価して いただきたいです。
みなさん色々な業界で成功をされた方々なので、きっと色々な失敗をして
試行錯誤なさったと思います。
私も自分でいうのはあれですが、京都大学に合格するためにつらいことも乗り越えました。規模は違えど、みなさんがなさったことと本質は似ているような気がします。
そして1年間いろいろ考える機会があり、こういう考え方をすれば、悩みが減るんじゃないかと思いまして、ぜひ共有したいと思った次第です。
虎B)またなんか変わったのが来ましたねぇ(笑)
じゃあそのあなたが思いついた考え方っていうのはどういうものですか?
僕)ずばり、悩みの9割、いや9割9分が自分が原因ということです。
虎A)自分が原因!?
僕)はい。原因という表現が適切がどうか怪しいですが、大抵の場合自分で自分の首を絞めているということです。
虎A)ふーん。あんまりピンとこないなぁ
もう少し具体的に教えていただけますか?
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※メニュー作成者のはるとさんスタッフのみなさんありがとうございました。
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僕)はい。先ほども申し上げたように悩みの9割あるいは9割9分は自分の考え方次第で解決出来たり、そもそもその悩みが生まれないようにできると気づきました。
具体的に悩みが生まれる原因を突き詰めると、自分へのノルマや期待、それを乗り越えることができない自分への失望や嫌悪に行きつくと思います。
ここで自分ができることを広げていくよりも、自分へのノルマや期待のレベルを下げることの方が現実的で簡単なのではないかと。
虎A)つまり自分に期待しないことで悩みがなくなるということですか?
僕)極体に言えばそうなります。
虎C)そうかなぁ。周りの人が原因で悩むこともあるんじゃない?
例えば隣の部屋の人がうるさいとか、親が厳しいとか
僕)それも考え方次第というか、まず自分に期待しないと同時に他人にも期待しない。
そうすると、そういう人もいると諦めがつくのではないでしょうか。
虎B)かなり極端な発想だと思うんですが、どういう経緯でその考えに行きついたんですか。
僕)実は初めは悩みを解消しようと思って行きついた発想ではないんです。
これはまた別の思想になってしまうのですが、現状に幸せを見出し、
それ以上を求めない人と、現状では飽き足らずさらなる幸せを追求する人ではどちらがより幸せなのか。
このこと考えるようになった出発点として、社会人の人生があります。
近年はワークライフバランスが注目され、仕事漬けの日々ではないなどといいますが、そうはいってもサラリーマンの方は1日の半分以上を仕事に費やしていると思います。人生を豊かなものにするためにお金を稼いでいるのに、そのために人生の大半を仕事に費やしてしまっては本末転倒なのではないと考えたわけです。確かに安定した収入があることはのちのちの人生が楽になって、平穏な老後を過ごせるかもしれませんが、せっかく色々できる若いときに働いてばっかりっていうのはちょっとと思ってしまいまして。
虎B)そんなことないですよ。まだ学生だからわからないかもしれないけど、僕たちはやりがいを持って楽しく働いているから、確かにつらいことがないわけじゃないけど、本末転倒にはなってないと思うな。
虎A)いやいやいや、それはきれいごと過ぎるでしょ。
お金を稼ぐために働いてる。それに尽きるね。
だってお金もらえなかったら今の仕事してないでしょ。
虎B)もちろんそうだけど、お金を使って遊ぶのも楽しいし、そのためにお金を稼ぐのもたのしい。だから結局幸せなんじゃないかな。
虎C)だって君だって京都大学に入るために必死に勉強したんでしょ。
それも一緒じゃない?
僕)確かに同じです。その時はまだこの気づきがなかったので頑張って勉強しました。
そしてそれはやってよかったなと今でも思っています。
虎C)はい。あれ?もしかして論破しっちゃった?(笑)
僕)いやこの話にはまだ続きがありまして。
先ほど申し上げた自分へのノルマや期待。これの水準を下げることがカギだと考えます。ではそもそもなぜこの水準が上がってしまうのか。それが他人なのです。
例えば、平均年収が100万円の国で年収300万円あったら大満足ですよね。
でも今の日本で年収300万円というと平均年収以下です。
もっと簡単な話、みんなが字の読み書きができない国にいたら、字が読めるだけで自信が持てますよね。人は自分へノルマを課す時や期待するときは周りの人と比較してそのレベルを設定します。自分はこれくらいはできないといけないとか、最低限これくらいはできて当然とか。それはこの国が私たちに押し付けているようにも見えます。お金がないと生活できない環境がお金を稼ぐことを強い、大半の人が仲のいい友達がいる環境が良好な友好関係を持つことを強い、などなど。でも実際にそういった理想像を押し付けているのは国ではなく、そういう他人が周りに存在することなのです。高収入な人がいるから自分も高収入を目指したくなるし、中々コミュニティーになじめない人が少ないから自分もなじまないといけないと考えてしまう。成績がいい人がいるから成績が悪い人が目立つ。極論、世の中の100%が相対評価なのです。よく絶対評価の例で挙げられる資格試験などがありますが、あれも大体何%の人が受かるようにと問題の難易度が設定されています。私たちが日常で使っている「形容詞」はほとんどすべてが相対評価です。比べるものがないと成立しません。
比べる相手が明確に言及されない場合がほとんどですが、大抵は一般的なものという大体のイメージと比較されます。
身長が185cmの男性は背が高い。
そんなのも日本ではそうですが、平均身長が183cmのオランダでは平均より少し高いくらいになってしまいます。
少し話は逸れましたが、他人なんて無視して、自分がすべての基準になれば、それよりいいも悪いもない状態になります。そう考えると周りに存在する他人が自分と比べろなんて言ってくるわけではないので、理想像を押し付けてくるのは国でも他人でもなく、他人と比べ、それと同等あるいはそれ以上になろうとする自分自身なのではないかと思いました。
虎A)なるほどね。確かに社会では相対評価ばっかりになると思うけど、この社会で生きていくには避けられないんじゃない?
僕)そこが難点なんです。今回ここに出させていただいたのにはもう一つ理由がありまして、
いくら自分が他人との間の相対評価、相対価値にとらわれずに生きようとしても、結局の他人による最低限これくらいできて当然だよねという押しつけは避けられないと思います。この社会を離脱して、どこかでひっそりと羽を伸ばして生活することができれば一番いいのですが、悩みのある人がみんなそれができるわけではないので、自分自身に対しても他人に対しても期待のレベルを下げる。もちろん悩んでいない人も最低限出来るでしょという押しつけによってだれかを悩ませているかもしれないと考えてほしいと思いました。
虎B)さっきから言ってるその最低限これくらいはできるよねっていうのは具体的にどういうことをさしているんですか。
僕)世間ではなぜかできて当然、できることが要求されていることですね。
例えば運転免許持ってるとか、パソコンが使えるとか、ミスが少ないとか、寝坊しないとか。確かに社会に出た時にこうしたことができないと困ってしまうかもしれませんが、できて当たり前ではないと思います。向き不向きはありますし。そういうハイレベルな要求が当たり前のように為されているのは、現代人一人ひとりの意識によるものだと思います。
虎C)でも寝坊とかっていうのは常識的に考えて、大人にもなってやってるようじゃダメなんじゃない?
僕)それがダメなのは寝坊する人が少数派であるからだと思います。それをダメととらえず、もう自分には無理だと考えることで諦めがつくのではないでしょうか。
虎C)そういう考えだと自分がどんどん怠惰な人になっちゃうんじゃない?
あれも無理これも無理なんて言ってたら
僕)おっしゃる通りです。この考え方をすると、社会一般的な評価は低くなり、仕事を失ったり、信用を失ったりするかもしれません。だからそこは塩梅が大切だと思います。
ただ、自分を苦しめて努力した先に得られる幸せと同じくらい現状にも幸せを感じることができれば、苦しむことなく幸せに生活できるのではないかなぁと。
司会)はい。ということでそろそろお時間もきているので、
最後の一押しLAST STATEMENT お願いします。
僕)えー今日はありがとうございました。
悩んでいる人を救える考え方、悩みのある人が生きやすいような環境をつくるために必要な悩みのない人の意識をお伝えさせていただきました。
確かに自分に期待しないというのは堕落した人間をつくってしまう考え方かもしれませんが、前向きに挑戦できることはとことんやっていただきたいです。ただ他人と比べて強迫観念に狩られ、自分には荷が重い挑戦をすることは苦しいのであればやめてもいいのではないかなと。その強迫観念を取り除く方法として、自分へのノルマを下げるという考え方を紹介させていただきました。
司会)それではFINAL JUDGMENT TIMEです。
壁側を向いてください。
(以下省略)
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独りでは虎側の意見を想像しきれなかったので、コメントで鋭いご指摘お待ちしてます。
質問
今まで食べたチーズケーキの中で一番おいしかったのは
アンリシャルパンティエのはちみつを自分でかけるやつです
次の人への質問
七帝北海道、ここは絶対に行きたいスポット
2024→2025 STARDOM
1. 金もうけのために生れたんじゃないぜ〜♩