今回は全部半角カタカナで書こうかと思いましたが良心がとがめたのでさすがにまじめに書きます。(あるかどうかわかりませんが)次の機会で。
お疲れ様です、大月です。正直このタイミングで日記がまわってくるのかって感じです。
今日のメニューです。
W-up 800*1
Dive 25*4 15SL/15UW*3
Drill 50*7
LD 50*8*3
SMD+IM 50*6*3 (SD 6,5,4)
IM 50*4
LD任意 100*4 3Smooth 1Fast
Down 400*1
メニュー作成の幸登さん、スタッフの皆さんありがとうございました。
GSでした。感想ですか?
…GSでした。
※以下大変めんどくさい内容なので時間のない方は合格体験記まで読み飛ばすこと推奨。なんなら合格体験記すら読み飛ばすことも可。
合格体験記も書かなきゃいけないですがその前に少しだけ。
しんどいです、水泳。結果は出ないし。そもそも速くなってる実感がないし。
怪我は多いし。オフ明けに肩怪我してから人よりケアには気をつかってたつもりだったけど冬季公認前にまたやったし。どうせ次も大事な時にまたやるって、ってのが頭をよぎります。なんで自分ばっかりってどうしても思ってしまう。
同期には置いてかれて、先輩には追い付けない。こんなんじゃ次入ってくる後輩には追いぬかれるどころかそもそも勝負にならないだろうなって。
まだ1回生だから、まだ先は長いからって言ってもらえるけど、裏を返せば今は結果をださなくていい、頑張る必要はないって言われてるのかなと思ってしまったり。
頑張ろう、頑張りたい、頑張らなきゃって思う自分、
頑張っても速くなってないじゃんって抑えつけようとする自分、
あんな態度でも速くなるんだって妬む性格の悪い自分、
こんな消極的な気持ちでここにいてもいいのかって悩む自分、
正直自分で自分がわからなくなってます。
インカレ切ろう、全国公行こう、対抗戦に向けてってやってる中で自分は気持ちがぶれたままなのが嫌で練習から逃げたくなって。でも水泳自体は好きだし、速くなりたいって思いがないわけじゃないしってことで今逃げたら絶対後悔するとわかるからこそ現状がきつい。
闇の中です。水泳やってきて初めての経験なので抜け出し方が分かんないです。先が見えない。
冬季公認からずっとこんな感じ。いろいろ模索しても消えてくれない苦い感覚。何が正解なのか見当すらつかない。
でも、
「月」は闇の中で輝いてこそでしょ、ってとある人から言ってもらいました。いい言葉だなと、心に留めさせていただいてます、ありがとう。
まだまだこういう状態が続くんだろうなと思います。迷惑かけますが生暖かい目で見てもらえると助かります。蔑むような目や非人間的なものを見る目は嫌です。傷つくので。
インドでも行こうかな。
さて、ここからが本題(?)です。合格体験記。
僕はかなり恵まれた環境にいさせてもらえたし、そういう部分も含めて運がよかったと思います。
志望校を京大に決めたのははっきり覚えてません。確か高1の実力テストである程度の成績だったからそれ以降京大志望って言っていいかなと考えてた気がします。もともとなんで京大を選んだかは覚えてないですが、高3のときには、やっぱり高いレベルで学びたいし、京大理学部は入ってから専門を選べるところがまだ明確に進みたい分野のなかった自分には魅力的だと思ってました。
現役のときは夏まで水泳ばっかやってたし、文化祭もあったりで勉強始めたのは10月からです。とはいえ、それまで勉強は試験前とか最低限しかやってこなかったし、どう勉強すればいいかわからない。最初の2か月は勉強のやり方を勉強してる感じでした。
転機は11月に受けたオープンです。まあ自分は塾とか行ってなくて模試とかよくわからず、受けたのは母に勧められたからですけど。それに、電磁気とか有機とかやってなくて壊滅、学んだことといえば同じ時に受けた共テ模試での、数IAは冊子の途中からってことだけでしたけど。でも、何となく「受験勉強」がわかってきたような気がしてました。そして、D判定だったにも関わらずなんかいけそうとか思ってました。
そっから共テまでがあんま記憶に残ってないです。というか現役のときの記憶が思ったより残ってない。というわけで中略。
そんなこんなで共テを受けました。とんでもなく難化したときのやつですね。でもそもそもどのぐらいの難易度なのかわかってなかった当時の僕はこれが普通なのだろうと思い、あれ?解けない…ってなってました。家に帰って自己採点してみたら結局トータルで8割ぐらい。京大理学部に出すにはさすがにまずいとなって落ち込みながらご飯食べました。ところがだんだん難化の情報や予想平均点が出てくると、意外となんとかなってるかもとちょっと元気になって就寝したのを覚えています。
リサーチの結果はC。しかも、ひとつ上の得点帯は合格者の割合が高くなり、ひとつ下の得点帯は不合格者の割合が高くなるというCの中のCでした。こうなったらもうあとはとにかくやるしかないと思って二次の勉強に集中しました。私立とかも受けなかったので。とはいっても特にやってたのは数学の黄色いやつぐらいで過去問は5年もやってないとかの程度でしたけど。
そして二次試験。でも覚えてるのは数学のやらかしだけ。なんでこれだけ覚えてるかはのちにわかります。
確率の問題でした。n枚から3枚の札を選ぶとかいうやつ。全ての場合の数で僕は何を思ったんですかね、
n^3(通り)
選んだそばから補充されてんじゃん。落ち着いて考えろよ。
しかもこのミス、終わった直後に気づいたんですよね。丸太町通り歩いてるとき。もっと早く気づけよ。
夜に父と電話してるときに、この一問が合否わけるよって冗談言われてました。終わってからは受かるかどうか半々ぐらいかなと思ってました。
まあはい、この年は落ちるわけです。直後はちょっと落ち込みました。でも、このまま受かってたら基礎も全然固まってないままだっただろうなということで浪人を割とポジティブにはとらえられてました。そして駿台へ。(ひろはるのエピソードはなにもありません、ごめんなさい。僕はすごい恨まれてたのに。)
予備校での授業はかなり良かったです。初歩的な内容からしっかりやれて。やっぱり現役のときは穴だらけだったなと再確認してました。
5月、あれが来ます。得点開示。はがきを開いて最初に見えた数字が520。そして合格最低点の711.87。あー、まだまだ遠かったなあとか思ってたら520は二次だけの点数でした。その下に700って書いてある。700⁉あと12点⁉得点率だと1%でした。思わず笑ってました。あの数学、30分早く気づいてたら受かってたかもじゃんかと。そして、父よ、予言を当てるんじゃないよと。でもこのときあんまり悔しいとかはなかったですね。むしろ自信になりました。このままやってたら大丈夫みたいな。
そういうわけで浪人は思ったより苦しくなかったです。順調に実力ついてるというのが体感で分かってたので。夏明け少し判定落としたけどこれは基礎ばっかやってたからってわかってたし、秋にはしっかりいい判定出てたので。あと、週1で泳いでたのもリフレッシュになってよかったと思います。
それでも共テ前は一番つらかったですね。家帰ってご飯食べてるときずっと、共テ受けたくないって繰り返してました。この不安の根源は過去問やってなかったことにあると思ってます。まだやってないものがある、やっといたほうがいいんじゃないか、というのが残ってる状態がきつかったんだと今では思います。
結果論としては杞憂でした。何か憑依してたんじゃないかという共テの結果でした。もう二度とあんな点数は取れません、というぐらい。世界史Bの、科挙→科拳の誤表記で笑っちゃったのが意外と緊張ほぐれてよかったのかもしれません。国語とかあまりにも早く終わりすぎて次の日あんなに簡単なわけないじゃないかと逆に不安になってました。あ、リスニングの点数は聞かないでください。総失点の約半分はそれなので。
あとは二次に集中するだけでした。この年はひたすら過去問解いてました。一日で一年分進むとかのペースでできるようになってて直前にはやることがなくなってました。
そういえば、これはまねしたほうがいいとは言えないんですが、12月ぐらいからお昼にお散歩してました。最初は15分ぐらいだったんですが最終的に1時間とか。おかげで?名駅周りはわりと詳しくなりました。はい、この話はどうでもいいですね。
二次試験。初日の国語が終わった後の昼休み、多くの受験生が参考書とか見て最後のあがきをしている中、僕はとくに確認しなきゃいけないことはないなと思ってました。このときですね、勉強をやりきれた、完成させた、と思えたのは。去年より焦ったりしてないのは二度目の”ベテラン”だからかと思ってましたがそうではなかったみたいです。細かなミスはあったものの、おおむねできたといえる状態では終われました。
とはいっても不安になるのが人間だと思います。後期に備えて勉強しなきゃとは思ってたんですが、前述のとおりやり切ったと思っちゃってるのでこれがまた全く進まない。案外合格発表までのこの期間がきつかったかもしれないです。
そして合格発表の日。朝から落ち着かず家の中歩き回ってました。無事番号があったときはまず安堵がきました。
こんなところです。ざっくりまとめると、
やりきったって思えたら大丈夫、あとはミスのないように気を付けるだけ。
そう思えてなくても大丈夫、案外何とかなります。短期間でも伸びるときは伸びるもんです。
あとはやっぱり周りから支えてもらえてたのが大きかったです。特に両親にはすごい感謝してます。ありがとうございます。
合格体験記は以上です。
重い内容が続いて疲れたんであとは手短に。
質問の答え、よく履くのが3、ほとんど履いてないのが2。
次はわっちさんです。たぶんめちゃめちゃ思いのこもった合格体験記を書いてくださると思うので質問はなしでいいですかね。いえ決して眠すぎて質問考えるのがめんどくさいとかではございません。もし「答える」という行為に大きな意味を見出すタイプの方でしたらすみません、適当に自問自答しといてください。
今回はこの辺で。ここまで読んだ人はどれぐらいいるんですかね。僕なら2行で止めます。
2023-2024 総乱舞
1. かっこええなあ、大月も、あの人も
散歩でもしながら