そしてOBOG戦。
この試合に裕一朗さんがいてくれてほんとに良かったです。だいすきな先輩のレースをもう一度見たい!コンディショニングしたい!!って気持ちがあったからここまで頑張れた気がします。
この試合、みんなめちゃくちゃベスト出てて嬉しかった。王座も奪還できた。OBOGさんのコンディショニングしたらすごく感謝されてとても嬉しかった。また来年もお願いします。と言ってくださる方がたくさん。
MVSのささむがわざわざ「めぐさんのおかげです。」と言いにきてくれて、本当に嬉しかった。
試合の後、同期の何人かでご飯に行けたのも嬉しかった。
OBOGさんのコンディショニング頑張ったご褒美に水谷くんがシュークリームを買ってくれました。
少し前を向くきっかけになった試合でした。
その次の日に、私の大切な後輩のまみちゃんが退部することが決まりました。
当初は12月までは頑張るって話だったので、11月末ぐらいにご飯でも行って話を聞こうかなって思ってたんですが、力及ばず、予定より早めの退部となってしまいました。それもすごく辛そうで。
私の運営方針が誰かを苦しめていたのではないか、私の考えが良くなかったのではないか…
まみちゃんの退部は本当に悲しかったです。
OBOG戦で一区切り、と思ってたけど、まみちゃん抜けるのに私がここで抜けるわけには行かない。
あと竜一くんがこんなに頑張ってるNFのシフトに穴を開けるわけには行かない。とりあえずNF後まで頑張ろうと思いました。
ここで蘇る、水谷くんに言われた言葉
「チーフでよかったね、チーフじゃなきゃ絶対辞めてたでしょ」
そっか、チーフじゃなければ休部できたのに、と思ってたけどチーフのおかげで繋ぎ止められてるのか。チーフでよかったかもなぁと。
NF終わったら休部しようと思ってたけどギリギリのところで少し前進でき、休部するほどではないかって思えて、もう少し頑張れるって思えるようになりました。
NF以降、トレーナーでは連絡漏れとか期限遅れとかが多発し、かなりのストレスがありました。人生でこんなに怒ることはそうそうないってくらい怒り狂ってたこともありました。特に上回生に関しては、一緒に引っ張って欲しかったのに、引っ張るどころか上回生としての自覚が足りてないじゃないかと思うことがたくさんありました。
余裕がなかった私は結構強めに怒ってました。
細かい一つ一つの言動が積み重なって、萌来さん怖いと言う噂が広がり、会う人会う人に言われました。自分が言ってることが間違ってるのか?と不安になるし、なにより何言っても裏を読まれる状況がストレスでした。
今はネタとして流せるようなことも、あの当時は真剣に受け止めてしまってかなり思い悩みました。
テスト期間中に一生懸命作ったトレーナーのインスタ投稿のスライドはたくさん問題があり、没になってしまいました。誰か代わりにやってくれないか、代わりいないなら今週は無しにしてもらえないかと聞いたけどわっち以外全員に無視されました。無視=やれよってことかと思って結局自分でやり直したけど、それも原型留めないくらい修正することになりました。
みんなが私のために修正を教えてくれる時間も勿体無い気がしたし、こんなんなら私やらない方がマシじゃないかって思いました。そして何より、無視されたこと自体が悲しく心細かったし、誰も協力してくれないっていう孤独感を感じてしまって(今考えたら大袈裟すぎるって思うんですがあの時はもう冷静さを欠いてたせいで本気でそう思ってました。被害妄想乙ですごめんなさい)、トレーナーチームが本当に苦痛でした。(わっちありがとね)
こういう状態の中、当時コンスタントにコンディショニングに入ってくれてた幸登くんが話を聞いてくれたことや、泰地くんがよく気にかけてくれて、定期的に元気ですか?って聞いてくれたおかげで心が救われていました。2人は特によく頼ってくれてました。頼ってもらえるだけでも存在を認めてくれてる気がして本当にありがたかったです。
ゆるがんばろ〜の桜、ごっしー、れいかちゃん、川根くん、ひらはるちゃんはほんとに真面目で、練習頑張ってる人たちばっかで、この班のみんなをサポートしたいって思えたのも本当にありがたかったです。筋トレもいつもみんな来てくれて、一緒に頑張れるのが嬉しかったです。怪我をした時とか、可動域を上げたいとか、気になることがあったら、水谷くんに聞いた方が信頼できるに決まってるのに、私に聞いてくれて。頼ってくれたのが本当に嬉しかったです。この人たちのために頑張りたいと思えました。
総乱舞カップ優勝の時のやつ。川根くんいないけど(/ _ ; )
この後2連覇しました。凄すぎ。
ささむのめぐさんのおかげでベストでました発言も、絶対私のおかげではないけど、そんな風に言ってくれる人がいるんだと、光となりました。
朝練行くたびにゆきかちゃんがめぐさん〜って絡んでくれるのが嬉しかったです。ゆきかちゃんはいつも喜んでくれてる気がした。めぐさんご飯行きましょうって定期的に誘ってくれるのも本当に嬉しかったです。
12月のある日、急に前が大きく開けました。
練習に行くだけで感謝してもらえる、こんなにも気にかけてくれる人がいる、ずっと慕ってくれる人がいる。よく思わない人のことばっか見るんじゃなくて、私を慕ってくれる人を大切にしようって思いました。
「12/27(水)世界はしあわせの宝庫」の日記の時です。
ただの連絡係でも、これでトレーナーがうまく回ってるんやから、私はこれでいいんだ。私には私にしかできないことがあるし、自分なりに頑張ればいいんだって思えました。
私を見てると元気が出るって言ってくれる人が何人もいました。
私はスーパーポジティブでその人がいるだけで笑顔になれる、元気になれる、そんな人が好きだし、そんな存在に私がなれるならなりたい!!って思って、みんなといる時はみんなを元気づける、パワーを送れるように頑張りました。
年明けからはついに長期実習が始まり、部活と関わるのは全体ミーティングだけになりました。強制的に部活と距離を置けたのがすごく良かったです。早く戻って、みんなに恩返ししたい。引退するまでに部活に何かを残したいって思うようになりました。
3月には春室や合宿があり、楽しくてやりがいもあったし、特に、合宿ではいろんな人と話せて嬉しかった。
そこからまた実習が始まり、2ヶ月間、土曜日しか練習行けない日々が続きました。
後輩たちが本当にしんどそうだったのに、実習地が遠かったせいで、なかなか話を聞いてあげることもできない、土曜日の練習に行くくらいしかできないし、そもそも新歓期で、スタッフ2人休部してる状況で私たちの実習がはじまってしまい、自分自身が更なる負担になってしまってることが本当に申し訳なかったです。でもみんなが頑張ってくれたおかげでいっぱい新入生が入ってくれたし、スタッフもたくさん増えて本当によかったです。ありがとう。
私自身は、チーフのお仕事はわっちに代わりにやってもらってたし、練習も週1の朝練のみで、部活のことを考える時間がとても減って、すごくメンタルが回復しました。
この頃にはトレーナーチームもすごく協力的になってくれてたし、連絡漏れもほとんどなくなり、トレーナーの仲間は心の支えになってました。お守り作りにトレーナー全員来てくれた時は感激でしたね。ほんとにありがとうございます。
実習が終わってからもいろいろあり、なんて生きづらい世の中なんだって絶望したこともあったけど、部活に行けば、ほっとんどの人たちが慕ってくれてるのがすごく伝わってきたし、新しく入ってくれた一回生たちも本当にいい子ばっかりで、マイナス要素を打ち消してもらえてました。
関国はすごく楽しくて、みんなの活躍を見届けられるのが嬉しかったです。想いを届けられた気がした。一緒に悔しがったり、一緒に喜んだりするのが楽しくて、コンディショニングした人が活躍してるのを見ると、少しでも貢献できた気がして嬉しかったです。
つらいことがほとんどだったけど最後まで残ってこの姿を見ることができてよかった。逃げなくてよかったと思えた大会でした。
水泳がすき、水泳部がすきって楽しそうに練習してるみんなを見るのが幸せでした。そして心の底から羨ましかったです。
水泳がしんどそうな人が、自分に負けじと懸命に頑張ってる姿は、こみ上げてくるものがありました。
みんなの頑張りをそばで見てるのが楽しくて、光栄で、だいすきなスポーツに関われてるのが嬉しかったです。
人をサポートするのが得意ではないので(むしろいつも助けられてばっかの人生)、スタッフは自分には向いてないと思ってましたが、やってみると、自分ができない分、サポートすることで私の想いものせてみんなが戦ってくれてる気がして、応援が力になってくれてたらいいなって思えて、少しはスタッフに向いているんじゃないかって思えるようになりました。めぐ(さん)の応援聞こえたよとか、力になったよとか言ってくれる人がたくさんいて本当に嬉しかったし、大きくて通る声を持っててよかったって心から思っています。
ありがとうと言ってもらえるだけでもう少し頑張ろうって思えました。どんだけ辛くても、優しい部員に何度も助けられたことがあったから、その恩を返したいという想いで頑張ることができました。本当にありがとう。
みんなには感謝してもしきれません。
ふりかえり長くてごめんなさい〜。
【トレーナーとして】
入部当初は何もできてなくても仕方ないで許されるけど、それじゃ嫌だと思って、マッサージのやり方とかストレッチのやり方とか自分ですごく調べてたのが懐かしいです。
技術的なところがわからない分、筋トレの記録表とかコンディショニングの予約の仕方とか、システム的なところをよりよくするために努めました。
筋トレも、初めはベンチプレス、バーさえ上がんなかったので、これじゃ補助もできないいいいいL;゙゚’ω゚’):
人に指導するのに自分ができないようじゃ説得力がないいいいいいい(;´д`)って思って、多い時は週3日筋トレに行って、みんなに「やらせるだけ」の人にならないように頑張りましたねぇ。
代替わりの頃にはドライのメニューを考えさせてもらったり、総乱舞班で、個別にトレーニングを処方したり、だいぶトレーナーっぽいこともできるようになってきました。
技術的なところで未熟な分、選手にもスタッフにもたくさん声掛けして、相談しやすい、話しやすいトレーナーであることを心がけました。
実習に行って、少しは理学療法的な考えもつけることができたし、考える力がついたように思います。
水泳も、だんだんこのタイミングでこの筋を使うからここが疲れるとか、そういうのがだいぶわかるようになりました。
水泳速い人がどういう泳ぎ(骨盤とか肩の角度とかそういうやつ)をしているのかっていう知識もついてきました。
これってなんですか?って聞いてくれる人もたくさん出てきたし、どうすればいいですかって頼ってくれる人もたくさんでした。
マネ業も、技術的にもメンタル的にもだいぶ成長できたと思います。
なんなら泳力も成長できた笑笑
入部当初からは考えられないくらいできることが増えました。
入部してすぐの頃の私に教えてあげたい。
まぁでも正直もっとできたんじゃないかと思う気持ちもあります。
要領が悪く、なんかいつも時間がない〜て思ってたけど、もっと筋の勉強とか、トレーニングの勉強とかできたやろって思います。
チーフトレーナーも、去年できた役職なので、これが正解だったのかはわからないし、もっとできることもあったかもしれません。チーフとして何ができたかと聞かれたら何をしてないような気もします。
入部当初、水谷くんに山岡さんには女子選手のことを主に任せたい、的なこと言われたのに、女子アスリートへのアプローチ方法とか、結局何も会得できず終わってしまいました。。これはかなり悔しいです。
目標だったスーパースタッフには到底及んでないですしね〜(o_o)
と言うことで引退後の目標でも言っとこうかな。
水谷くんにも負けないような、みんなに頼ってもらえるようなそんなトレーナーになるために、もっとトレーナーっぽい勉強頑張ります。そろそろ水谷くんの秘書ポジション辞めたい。もっと対等に話せるようになりたい。
あと筋トレ頑張ります。
腹筋割ります。
ベンチ体重くらいあげたい。
今は見た目ふにゃふにゃのただのJDやけど、見た目からわーっこのトレーナーさんすごく信用できそう〜って思えるようなトレーナーになりたい。
あと当然、院試、卒論、国家試験頑張ってちゃんと理学療法士の資格取って、大学院生で新しいトレーナーチームで活躍できるように頑張ります!!
これからもトレーナー業は続けていきたいなって思えていることがとても嬉しいです。
ふりかえりであんだけネガティブなこといっぱい書いたけど、トレーナーのお仕事自体を嫌だと感じたことは一度もなく、トレーナーは本当にいい役職だなと思っています。
視野は広くないし、スポーツやってきてないからみんなの気持ちがわからないこともあるけど、自分の人生にとって、大きな成長となったし、未来への希望が膨らんだ1年半でした。
Part3へ続きます。。
すみません。
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