お疲れ様です。竹本です。
さっそく今日のメニューです。
ショートbyゆきとさん
200*1
25*8 Drill
25*1*3 dive for 50 max speed
25*2*3 dive for 100 max speed
100*6 choice
300*1*3 100Fr EN1 200 S1orIM EN2
50*4*3 des to All out
35*1*3 25 die Hard 10UW
タバタ
25*1 アシストチューブ
400*1
ミドロンbyじゅんさん
200*1 KPS
50*6 呼吸4-6回
25*8 pull IMO ankle-regular
200*8 IM/Fr 1-6 DPS 7Form 8Hard
25*6*2 Drill 1sKick 2s Stroke
50*6*2 最少ストローク 2F1H
50*15 3H1F(1:00)orMSP(0:45)
300*1
ショートしました。desからのラストuwがえげつなかったです。かなさん5コースとっててすごすぎました。お疲れ様でした。ありがとうございました。
アシストチューブで手を離していたら結んでいたところがとれてゆきとさんにゴムがバチンと当たってしまいました。すみませんでした。
それではここから合格体験記です。
堀ちゃんに、あずみはちゃんと受験生やってそうだから日記読むの楽しみ的なこと言われたんですが、私は、ちゃんとした受験生ではなく、ちゃんとした高校生をしていただけです。おそらく。
この言葉の意味を伝えようとすると、長くなってしまいました。高2から書いている日記の内容を入れながら書いていきます。時間的余裕のない受験生は受験生へのところまでとんでください。
2019年4月、北野高校合格。と同時に医学部に行きたいと言い出し、長岡天神にある数学専門塾に入る。水泳部の夏シーズンの忙しさに負けて定期テストで欠点を複数とる。が、北野では別にそんなもんで悩まなくていいという先生方の言葉を素直に信じる。冬のシーズンは部活はオフでスイミングに行っていたので、授業後5時まで勉強してから練習、帰宅というサイクルを繰り返す。授業は真面目に受けていたので、この時点でたぶん落ちこぼれではなくなってくる。塾で高校数学を一通り終わらせる。現代文の記述、英単語は学校のカリキュラムにのってコツコツ勉強。あこがれの先輩から全国国公立選手権の存在を知って国公立に行きたいと感じる。
高2春。コロナの影響で学校が休みになる。真面目な性格ゆえに学校から送られてきた大量の課題を真剣にやる。その結果、「理系選択したはずやのにこんなけ社会やってる、、、意味わからんねんけど」(5/19)という風に受験に必要ない世界史になぜか時間をとられながらもめっちゃ勉強する。
6月、部活が再開され、水泳にのめりこむ。体育大会など、(2年生は仮装という一大イベントがある)行事も楽しむ。10月に部活がシーズンオフになり、また5時まで勉強のルーティーンが始まる。ここで一段階ギアを上げる。友達と勉強していたので楽しい時間でした。有機化学パズルみたいで楽しい。結構頑張る。同時に普通に高校生楽しむ。「次の日には覚えてないようなどうでもいい話をして、でも楽しかったことは覚えてて、なんかいいよね。高校生ってかんじ。学生楽しまないとな。引退までは部活にエネルギーそそぐ!」(3/23) 水泳で怪我をしたり、苦しむ友達を見てあらためてスポーツドクターになりたいと思う。
高3、6月末まで水泳に全力を注ぐ。その間も少しずつ勉強はする。主に、塾の数学(受験用演習)と理科の重要問題集。朝早く起きるのにはまって授業前に学校で勉強し、部活後帰ってからはできたら勉強するぐらいのペース。
引退後、スイミングのコーチに挨拶に行って勉強への熱が高まる。「競泳はいったん引退するけど、勉強しててもみんなから応援される人になりたい。一生懸命やる。夢をかなえてコーチに報告したい」(7/27) 担任の先生からも「ちょっと問題見ただけで解法がでてきたりとか、はじめから英語が言ってること全部わかるとか、ごめんやけどそんな天才じゃないと思う。でも本当にしっかりできると思うから。ちゃんと努力したらできるんやというのを見せてほしい。」と言われてやる気をもらう。
夏休み、学校の自習室が開く少し前に登校して30分ぐらい泳ぐ→9時に自習室が開いたら勉強して夕方帰る。を同期のマネージャーとともに繰り返す。毎日楽しい。あっという間にすぎる。国語と地理の共通テスト対策は、先生に言われた通りこの時期からコツコツやった。化学生物の重要問題集を二周する予定で頑張るが、たしか一周とちょっとしか終わらなかった。たぶんかなりギリギリの戦いをすることになると感じる。「まだ8月。あせらなくていい。少しずつ自分のできることを。入試当日にしあがっている人が勝つ。今勝っている人が勝つわけじゃない」(8/2) 「校内模試が返ってきて、夏休みやった成果がうまくでていないのがもどかしい。だけどやるしかないと思う。どれだけ遠くても自分を信じてやり続けた人が勝つ」(9/1)
9/11、あることがきっかけで、メンタルズタボロに。興味のあることについて、大学の先生に話したのですが、聞いてもらえず自分の夢が否定されたみたいでした。周りには言っていませんでしたが、正直、推薦で狙っていたので、自分の思いを自信をもって話せる状況じゃないと無理。一般で受けようにも、気合を入れずにこのままいったらギリギリかな。健康を害してまで勉強したくないし。たぶん合格する自信がなかったのだと思います。そもそも面接受けれるメンタル状態にまで、自分は半年で立ち直れないとも思いました。
ちゃんとした?普通の?医師になる気持ちが明確にないのに、とりあえず進むなんて、そんな中途半端な気持ちで進んでいい場所じゃない。学校の先生や友達にたくさん話を聞いてもらい、最終的には、先生と話をした時に感じた、医師の世界はもしかしたら自分が思っているものと何か違うかもという勘に頼って志望校を変更。
自分がやりたいことは別にスポーツドクターにならなくたってできる。人のカラダには興味があるけど、病気そのものじゃなくて、診断名がつかない不調とか、心のバランス、なんか今日変っていうその微妙な変化が知りたい。自分の中で気持ちの整理はできなかったけど、(自分で納得したのは本当に最近)とりあえず2回生までコースを決めなくていいところにもひかれて、人健に興味を持つ。1番魅力的だったのは医療系なのに面接なかったところ。
悩みながらもコンスタントに勉強はする。理科に力を入れる。京大実践の過去問や昔の過去問を学校の進路室などで借りてきて週末に3時間やり、平日に穴を重要問題集に戻ってつぶすことを繰り返す。理科以外も問題傾向をつかむためにこの頃から定期的に過去問やってました。志望を人健にしたことで精神的に余裕が出る。冬に英語の構文とやらがあることを知り、ポレポレを始める(遅い)。
共通テストで数学で撃沈する。まぁどうせみんなできてないし大丈夫。「不安は不安やけどやるしかない」(1/16)
授業がなくなっても学校で勉強する。友達と会えるし楽しい。「水泳部4人で久しぶりに集まってしゃべった。楽しかった。」(1/25) 徐々に焦ってくる。「あせっている自分を観察する。問題ちゃんと読んだか、きちんと手順をふんだか、伝わる答えになっているか、、。」(2/3) 「今日は全体的にあせってたなと思う。おちついてやればできるように、おちついてやってもできないものはみんなできてないと言えるように、たぶんそこまであと少しでたどりつくから、今から19日、ラストスパート」(2/6) 私立の勉強する時間もったいなくて共テ利用で出した私立、二つとも合格をもらう。余裕あると思っていたのでいつ通知きたかほぼ覚えていない。
だんだん気持ちを高めていき、「支えてくれる人がいる。応援してくれる人がいる。自分のためだけじゃなくて、まわりの人の分もがんばりたい」(2/19) 二次前日もいつも通り学校で勉強して過ごす。「オリンピック選手のように楽しんできます!」(2/24)
二次。古文がわからなくてあせる(でもごめん。国語の点数、ささむよりも堀ちゃんよりも高かった)。数学はできてないのにできたと思い込む(どうかしてる。これが命取りになるところだった) 。一日目終わって緊張で体がだるくなり、寝れなくなって母に腕をもんでもらう。二日目、朝からしんどくて微熱気味だが強行突破。(本当はダメ) のわりに全力を出し切る。
こんなかんじです。合格報告したあとに受かると思ってたと塾の先生に言われました。もっと早く言ってほしかった。ちょっとぐらい不安消えたかもしれないのに。
勉強方法に関しては、数学は塾でノウハウを教えてもらい、その他の教科は学校を信じました。自分で過去問を使って問題傾向をつかんだのは良かったですが、基本的には学校の授業を予習復習含めてちゃんと受けて、先生に言われたとおりに勉強すれば大丈夫でした。なにせ毎年京大合格者100人近く(現役は60人ぐらい?)出す学校ですからね。あとは人健の配点に合わせて英語と国語もしっかりやりました。他の理系学部は数学と理科で無双すれば別にあとは大丈夫的なことが起こり得ると思いますが、人健って国語と英語の配点割と高いです。受ける学部の配点に合わせて勉強した方が効率的だと思います。
ちゃんとした高校生ってことと、志望校選びのことを伝えたかったのですが、伝わったでしょうか。
授業も部活も遊びも全力で3年間過ごしたら今ここにいます。三年生の時にめちゃくちゃ勉強したかと言われるとそうでもないです。12月までジムのプールで泳いでたし。
みんなの日記を読んでいて、やっぱ京大には天才がいるんだなと感じますが、私はそんなんではありません。地頭の良さで言えば、勉強なんてしたことないって言ってる愛に普通に負けてますたぶん。ある期間一気に集中する能力も周りに比べて低いと思います。私にできたのは、一年生の時から少しずつ自分のペースで勉強することだけ。塚腰も書いてましたが、凡人は凡人なりに努力すればいいと思っています。私は努力できるのも才能だと思って自己肯定感高めてますが。まぁ理系一回生の誰よりも入試の得点低いのであんまり偉そうなこと言えませんね笑
受験校はたくさん悩んでたくさん泣いて選びました。逃げたともとれますが、悩んで選んだんだからと自信を持って、この選択でよかったと思えるように現在頑張っている最中です。
受験生へ
日記からまた引用します。
水泳の大会と一緒。最後まで調子は上がります。「1日2本ぐらいあって、一本一本全力を出す。それが2日間。スタート台の前に立ったと思って自信をもって挑めばいい」(2/21)
「本当に大事な大会の前日に早く寝れないことだってある。でも、そこでいい記録がでることもある。それは、そこまでの努力があるから。大丈夫。ちょっとくらいうまくいかなくたって今までの自分が助けてくれる。予定はあくまで予定。こうしないといけないっていうきまりはない。自分のしたことが全て正解だと思いましょう!」(2/20)
受験とかいうメンタルの山場をこんな若い人たちに超えさせるってなんでしょうね。自分にはこんな山(精神的に)まだまだ高すぎるって思ったこともあります。でもみんなどうにかして超えていくんですよ。不思議ですね。
自分なりの方法でいい。出願したなら、あとはそこに向かって勉強するだけです。慣れない場所の人もいると思いますが、いつも通り、過ごしてください。大阪出身の人、近いけど京都は意外と寒いです。あったかくしていくことをおすすめします。早く着きすぎたらどこか暖かいところで時間をつぶすといいと思います。本番はオリンピック選手のように楽しんで勝負できるといいですね。
いつもどおり。最後まであきらめない。です。
合格したら、ぜひ水泳部の新歓来てください!
最後に神戸大学の2017年の問題を紹介します。(後期の過去問解きたい人は読み飛ばしてください)
(1) every cloud has a silver lining
問題:下線部(1)の意味を20字以内の日本語で説明しなさい。ただし、句読点も1字に数えます。
模範解答:どんな逆境にもよい面はあるということ。
この問題に心動かされたのか、日記に書き写していました。
ここまで読んで下さった方、ありがとうございます。
次の日記はきーちゃんです。 一般入試とは違う体験を書いてくれると思います。
2022-2023 青炎
1. 努力できるのも立派な才能、誇っていいと思うよ