お疲れ様です。嶋田樹香です。
引退日記2日目は私が書きます。
自分の気持ちを全て出すのは苦手です。
でも最後だし、書ける範囲で考えていたことを書ければいいなと思っています。
タイトルは私のモットーです。
笑顔だけでなんとかなるなんてこと絶対にないけど、とりあえず笑顔つくっとけ、その方が自分頑張れるっしょ、なんとかできるっしょって思っています。
無理な時は無理だし、なるようにしかならないときだってありますが。
それは置いといて。
今日のメニューは通常日記の方であげてくれますね。
メニュー係の京介、光彩、日下、馬場ちゃん、裕一朗、マネの菜月、加奈、上野の愛ちゃん、岩澤の愛ちゃん、栞、本当にありがとうございました。頑張れるのはあなたたちのおかげです。
練習来れていない人たちの顔も早く見たいです。体調もそうだけど、心も元気に帰ってきてね。自分の調子だけを心配しといてください。待ってます。全国公みんなで楽しもうね。
本題に入ります。
自分語りが多くなりますがどうかお付き合いください。
○水泳との向き合い方
私はもともと、自分のためにストイックになれない人間です。一度良い波に乗れてしまえば頑張れるけど、突き詰めることができず妥協しがち。
体育会に向かないタイプなのは自覚しています。
1回生の頃はこれに加えて激弱メンタルで、そんな自分と周りを比べてしまっていました。
練習はこなすだけで限界。試合も苦手。
みんな泳ぎ分析して考えて泳いでいる。自分は頑張ってる?
今の自分からしたら、そんなの高校では水泳やってなかったんだから当たり前じゃん、みんなに合わせなくていい、ゆっくり戻せばいいじゃんって気楽に考えることもできますが、この頃は不器用すぎました。
先輩方の水泳に打ち込む姿はとてもカッコよかったし、光彩はじめ同期達もとても輝いて見えて、勝手にしんどくなっていました。アツくなれるみんなが羨ましかった。
女子選手の先輩方はとても優しかったです。でもそれに甘えてばかりじゃだめだ、同期についていけなくなる、という思いもあって。
加えてかなりの人見知りなので自分を出せるようになるのにも時間がかかるし。とにかく余裕がなかったです。
冬場には自分の中で限界を感じてしばらくお休みをもらいました。本気で部活やめようか迷っていました。当時の主将主任、女子選手のみなさんには勢いでやめたいと連絡したし、退部していた同期にもたくさん相談していました。
2週間くらい休んだかな。戻ってきた初日、大号泣しながら光彩に話きいてもらったね。
正直、自粛期間には助けられました。
ラストイヤーの先輩方の気持ちを考えるといたたまれないし最後一緒に泳ぎたかったですが、この部活のない長い期間のおかげで、部活への向き合い方を考えることができました。
自分がしたいこと、どんな人になりたいか、水泳ではどこまで速く、強くなりたいか、そのために何をするのか、永遠に考えていました。
結論、楽しむことが一番。
いくら考えても、高い目標に向かって努力できる自分を想像できないので、自分のペースで少しずつ頑張れる目標を立てよう。辛くなったら休憩しよう。そう考えるようになりました。
それからは楽しかったです。自然と結果出したいと思うようになっていました。
だからこそベスト出ないときはやっぱり苦しい、でもそれまでの苦しさとは違っていました。休憩も必要なかった。
結局は考え方なんだと思います。
速くなるためにもっとできることは絶対にありました。半フリ30秒切りだって達成できる目標だったとも思います。
それでも水泳への向き合い方としてこの考え方が一番自分に合っていたと思うし、後悔はしていません。
自分なりの範囲でやれることはやったと思っているので妥協とも呼びたくない。
女子選手には2分の1理論がありました。女子選手の半分は途中でやめる。何個上の先輩から続いていたのかは知りません。でも、やめようとしていた私が言えることではないけれど、それを止めることができて良かったと、今では心から思っています。
○チームでの立ち位置
思えば周りに頼ってばかりでした。
Fr面ミーティングではアドバイスをもらうばかりで申し訳なかったです。最上回生になってからは、1回のパートミーティングで一言は何か言おう、とひそかに目標を立てていましたが、そんなのでは全然足りないくらい、みんなにたくさんのものをもらっていました。Fr面のみなさんありがとうございました。馬場ちゃん、全任せで本当にごめん。
回生ミーティングでも、チームの方針決めとか、任せっぱなしでした。
意見出したことほぼないです。
主務はかなり頑張りました。この仕事なら動けると思ったから。
その成果か、主将になった光彩がちょこちょこ頼ってくれるくらいには、部の裏側について詳しくなっていました。ほんの一部だろうけど、嬉しかった。周りからどう見えていたのかはわからないし、うまくできなかったことも沢山あるけど、唯一自分も誇ってもいいんじゃないかって思えるところはここです。
回生ミーティング、チームの方針の話に戻ります。
何かを決めることについて貢献できない分、決めてくれたことは絶対に守ろう、この人たちが作りたいチーム像を守りたい、足を引っ張らない、と心に決めていました。
主将主任を始めとしてこんなチームを作りたい、という思いを持ってくれている人がいて、その人たちの思いを自分の都合で壊しちゃいけない。ついていくと決めたんだからちゃんとついていく。
ラストイヤーはこう考えていました。
受動的すぎると思われるかもしれないです。それでも、私なりのチームへの向き合い方はこれでした。
いろんな考え方あると思います。これはあくまで自分がうまく続けるための考え方でした。
まあ何より部活に行くのが楽しかったです。だからこそ少しくらい忙しくて疲れていても練習に行くことは苦なんかじゃなくて、むしろ精神的な救いになっていました。1回生の頃は苦手意識のあった試合や対抗戦もめちゃくちゃ楽しかった。
みんなのおかげです。チームの雰囲気のおかげです。
京介、光彩、こんなチームを作ってくれてありがとうね。
○感謝の気持ち
はじめに京泳会の皆様、いつもご支援のほどありがとうございます。
自分が主務の時には、黒橋先生、および吉田先生に大変お世話になりました。人としての成長を支えていただきました。本当にありがとうございました。
先輩方へ。お世話になりました。泳ぎのアドバイスだけでなく、精神面でもたくさん支えていただきました。引退されてからも応援に駆けつけてくださって、ツイッター越しに見てくださっていて、とても嬉しかったです。カッコよくて優しくて、尊敬する先輩たちに出会えて良かったです。ありがとうございました。
後輩たちへ。みんな優秀で努力家でエネルギッシュで、可愛かったです。可愛いけど、頑張る姿はカッコよくてキラキラしていました。私がタイム出してやると思えるようになったのは、もとに比べて強くなれたのは、みんなのおかげです。みんなのおかげで楽しかった。仲良くしてくれてありがとう。特に女子―ズにはカッコ悪いところも沢山見せてしまったけどいつも笑ってくれて、相談にも乗ってくれて、くだらない話も沢山して、大好きです。
同期へ。全員本当に尊敬しています。みんな自分の軸みたいなのがあってカッコいいです。どうしても自分は女子-ズと話すことが多くなっていたけれど、回生ミーティングのたびに、いい同期をもったな、この代の一員になれて自分恵まれているなって思っていました。回生飲みも回生旅行も楽しみです。これからも長く付き合えると勝手に思っています。
素敵な先輩、同期、後輩に囲まれて幸せでした。
水泳部に入って、最後まで続けて、本当に良かったです。
関わってくださった方々、本当にありがとうございました。
個人個人への気持ちは別の形で伝えます。
もっと話してみたかった後輩も沢山います。引退後になるけどご飯行こうね。
書きたいことは書けたかな。
この辺で終わりますね。
後輩のみなさん、これからも頑張ってください。なにより楽しんで。応援しています。
きつくなったら呼んでね。美味しいもの食べに行こう。無事院試に受かればあと2年は吉田にいるのでいつでも連絡ください。
2019→2022
威新
搗精
努来勝
全進
京都大学体育会水泳部
嶋田樹香
1. ほんまにお疲れ様
今までありがとう。