京大水泳部練習日記(2022/3~)

引退日記 misaaaaaaa①

お疲れ様です。引退日記ラスト前は豊田光彩です。
先に言っとこ。長いです。でもみんなコメントちょうだい。おんおん泣いちゃうから。
 
 
 
さてさて。とうとうこの日が来てしまったな。という感じです。
寂しい気持ちもあるし清々しい気持ちもあるし。そもそも引退?はにゃ?って感じもあるしなんか現実を受け入れれてるんか受け入れれてないんかもわからんくらいの変な感じです。
 
 
 
 
ほなラスト日記、いきますか。
4本立てでお送りします。
 
 
①振り返り
②役職を通して
③メッセージ
④最後に
 
 
 
ラストのスタートです。
 
 
 
 
まずは、ちょっと大学時代を振り返らせてもらいます。しばしお付き合いくださいませ。
 
 
①振り返り
 
 
入部してからは、生涯ベストに比べたら遅すぎて全然嬉しくないタイムでもベスト出せば褒めてもらって、表彰台乗ったら褒めてもらって、正直ウハウハでした。このまま行ったらめっちゃはやなれるやん、自分、とか思ってました。
でもまあそんな甘いわけないんですよね。全国公から全然ベストが出なくなっちゃいました。冬場も、入部1ヶ月後とかの6月の夏季公のタイムを全然越えられなくて、べスプラ2とかを叩き出していました。
当時の私は本当にメンタル鬼弱でした。鬼弱メンタル豊田はガン萎えして苦しんでたのを覚えています。当時の主任のりつきさんにたくさん相談した気もします。
 
 
 
そんな中、2回生に。
 
コロナで試合ほぼ無し。
もう試合もないし部活も停止してるし授業もないし、ってことで広島に帰りました。
 
そんな中、「9月に試合ある」との話が。
モチベ爆上がりして練習頑張りました。
 
 
と思ったら試合の2日前に大学から、出場禁止令が出ました。激萎え豊田。まじで泳ぐ気になれませんでした。
 
でもこの時週1くらいで指導もらってた広島のコーチにスイッチ入れてもらいました。この人に教えて貰ってなかったら今も多分伸び悩み続けていたと思います。感謝してもしきれないです。この日記間違いなく見てないと思うけど、本当にありがとうございました。
 
 
 
そしてコロナ明けて、冬季公認。
短水路で大ベストが出ました。本当に嬉しくて仕方なかったのを覚えています。MVSもいただけました。
 
 
でも、試合終わっていざ練習に戻ったら、
 
あのタイム以上のタイムを出すには何をどーしたらいいのか
何を改善したら速くなるのか
いや改善するところどこにあるのか(今思えば、くさるほどあるわ、って感じなんですけどね笑)
 
 
ってなってしまいました。いわゆる燃え尽き症候群です。
 
 
どう頑張っても泳ぐ気になれないというか、泳ごうと思っても頑張れませんでした。
私が1回生の時の主任のりつきさんにLINEして相談しました。出し切れたことはとてもいい事だし無理に泳がず周りよく見てみようって言ってもらえて、気持ちが楽になって、しばらくはマネージャーさせてもらいました。
 
何がきっかけで回復したのかはわかりませんが、シンプルに泳ぎたい、って思えたのでまた復帰しました。とりあえず体力無限になったら速くなるやん、と思って練習頑張りました。
 
 
 
そして3回生。関国、関カレでベスト。夏季長で大ベスト。MVSもゲット。さいこーーうって感じでした。
でも冬場になると、ベスト出るのはリレーだけでした。専門種目では全然ベストが出なくなりました。
 
春短で、ひなたのインカレに迫るタイムに対してみんなが盛り上がってる中、心の底からは、喜べていなかった自分がいました。ひなたのタイムを喜ぶ気持ちより自分の不甲斐なさに失望する気持ちの方が圧倒的に強くて人の記録に対して何かを心から感じる余裕さえありませんでした。
 
ベストおめでとう、と言うと、ひなたは、真っ直ぐな目で、「インカレ一緒に目指しましょう!」って言ってくれました。
自分のことに精一杯で心の底から喜べていなかったことが本当に情けなくなりました。
 
でも全然目指せる気がしなくて、めちゃくちゃひなたに弱音吐きました。そしたら長文LINEくれました。たくさん励ましてくれて本当にありがとう。死ぬほど情けなかったけどめちゃくちゃ救われました。
 
樹香にもアホほど相談しました。いつも受け止めてくれてありがとう。
 
 
 
 
 
この時の自分は本当に恥ずかしいくらい未熟でした。
精神的に余裕がなくてそれを周りに見せるのはダサすぎる。
というか、チームを引っ張っていく存在がこんなんでどないすんねん、アホか自分。
 
 
 
 
こう思いました。ほんまにアホでした。
 
 
 
 
 
そして4回生。
今のチームが本当に好きで、自分のことよりもチームのことを考えてる時間の方が長かったんじゃないかなと思うくらいには好きでした。
 
 
少しでもチームに勢いをつけれるようにタイムを出したい
 
元気を与えれるレースがしたい
 
 
 
こんな思いでレースにのぞんでいました。ありがたいことに対抗戦でMVSを2回ももらえました。正直嬉しかったです。少しは目標達成できてるんかな、って思えました。主将として、女子主将として、という立場がどーのこーのよりも、部員の1人として少しでも貢献できたことが本当に嬉しかったです。
 
 
 
 
リレーはチームとしていいパフォーマンスができるように、女子のリレメン1人1人に接し方を絶妙に変えました。
 
 
レース前の人達には可能な限りグータッチしに行きました。
 
 
スタンドからは手をブンブン振りました。
 
 
 
 
それもこれも、本気で応援したいと思える人達ばかりだから、自然とできました。このチームじゃなかったら、たぶん女子主将っていう立場からの義務感でしていた行動になっていたかもしれません。
 
ここまで応援したいと思える仲間と一緒に水泳できたことが何より幸せでした。
人のレースに救われるなんてこと高校までなかったのに、みんなのレースに何度も救われました。
 
本当にありがとう。
 
 
 
 
 
最後の全国公では、絶対良いところ見せて恩返しします。
後輩たちも、4回生に最高のレース見せて、気持ちよく引退させてください!たのしみにしてます。
 

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