案の定2ページ目。ごめんよ。
②京大水泳部主将と競泳面女子主将を通して
女子主将に関しては、2年間務めさせていただきました。
ちょっと遡りますが、1回生の時、チーム目標は「関カレ2部残留」と聞いて、いや女子どこいった?ってなってました。でもこれが女子チームの弱さであって、その立場の弱さは紛れもない事実でした。でもこれは泳ぐ速さの問題ではありません。もっと女子から発信していくことが必要だと感じました。
女子チームを盛り上げるには、得点がそんな大事にはならない女子のレースを注目して応援にしてもらうには、自分に何が出来るのか。
1回生の時は、リレーでの目標を発信するようにしてみませんか、と提案しました。この提案は割と成功し、めちゃくちゃ応援してもらえました。少し嬉しかった。
でもまだまだ足りませんでした。
3回生で女子主将になって最初に、雄登さんに、「チーム目標は、男子の関カレの目標についてじゃなくてチーム全体に関係あることがいいです」と伝えました。
でもまだ結果で盛り上げる必要がある、全員がなにか目標持ってそれを達成していく必要がある、最高学年になったしせめて自分だけは絶対記録出して順位とって盛り上げてみせよう、女子のレースを誰よりも応援しよう、と思っていました。
でも、こんな事をあえて意識しなくても、全員が男女関係なく全員をしっかり応援していました。本当に嬉しかったです。いいチームになりました。
主将に関しては、最初は同期が推してくれたことを自信に頑張ろうと思う反面、チームのみんなに嫌われたくないって思う気持ちがありました。
個人的には注意したくなかった内容でも、立場として絶対に注意しなきゃいけないことや、許してはいけないことがあってそれを言うのが苦しかったりもしました。
もちろん、コロナ関係やその他もろもろしんどいこともたくさんあった気がします。電話履歴見返してみると、黒橋部長と10回以上電話をしていました。歴代で見ても部長の先生とここまで電話したのは私くらいじゃないか、と勝手に思っています。たくさん支えていただきました。本当にお世話になりました。ありがとうございました。
後悔があるとするならば
もっと水球面と競泳面の交流の場を増やしたかったです。コロナの影響もあって全然イベントを開けなかった。だからこそ水球面には絡みに行くようにしてました。結果も結構見てて、たまに初ゴールの人とかにLINEしたりして。ただのウザ絡み、ごめんね(笑)
あとは他大マネの件。全然認めてもらえませんでした。悔しすぎました。さえか、ゆき、愛、愛、栞、ゆうが、京大プールに呼べなくてごめんね。力及ばずでした。
みなさんには、どのような主将に見えてましたか。
競泳面のみなさんには、どのような女子主将に見えてましたか。
京大水泳部主将として、みんなが誇れる水泳部にする事が目標の1つでした。
競泳面女子主将として、お互いがお互いに刺激を与えて切磋琢磨できる、かつ心からお互いを応援できるチームにする事が目標でした。
こいつが主将、女子主将でよかったな
って思う要素が少しでもあったなら、
この部活好きだな
このチームの一員で良かったな
この女子チームで良かったな
って少しでも思ってもらえたなら、
それは私にとって何よりも嬉しいことかもしれません。
立場故に結果で引っ張らなければ、と思いすぎて自分で自分の首をしめちゃっていたこともよくありました。
結果出さないといけないのに全然出せなくて、周りは出してて、自分何してんだって思ったこともよくありました。主将というものへの自信が微塵もない時もありました。
でもこーゆー時に誰かが、ふと声をかけてくれるんです。不思議なものです。何気ない言葉にとても救われました。
自分に何ができるのか。結果出すことは理想だけど他にも何かできるんじゃないか。
・元気に明るく練習する
・ふざける時は全力でふざける
・みんなをよく見る
・少しでいいからしんどい思いしてる人の精神的な支えになる
私が出せた答えはこんなもんでした。もっといいものがあったかもしれないけど、京大水泳部の主将としても、女子主将としても、それ以前に京大水泳部の部員の1人としても、これが私が考えた、部のためにできる事、の全てでした。
少しは部のために動ける人になれたかな。
少しはみんなの飛躍に貢献できたかな。
少しはみんなの心の支えになれたかな。
自分では分かりません。
ただ、自分にできると思ったことは、可能な限り行動できたかなと思います。
皆さんには、私がどう見えてるかは分からないけど、常に何かしら不安があったし、自信なんてほぼありませんでした。部活辞めたい、休部したいと思ったこともありました。
間違いなく私は弱いです。弱さを見せないように、感じさせないように、頑張りました。(見え見えやったらごめん笑)
特に菜月と樹香には鬼ほど弱音吐きました。とても支えられました。この2人は誰よりも私の成長ぶりを知ってるのかなと思います。
精神的に超未熟だった私が、なんとか最後まで自分らしく頑張ることが出来たのは、間違いなくみなさんのおかげです。
このチームの主将を務めることができたこと、
この女子チームのキャプテンを2年間も務めることができたこと、
私の永遠の誇りです。
心の底からこのチームが大好きでした。頼りない部分も腹立つこともあったと思うけど、最後までついてきてくれて、本当にありがとう。