よしもとです。
今日は教習所で1段階の修了検定を受け、無事仮免を取得することができました。
しかし、2段階になってもなかなか配車ができずに困っています。
春休み中に免許を取り切れるのか。
今日(2/22 土)のメニューです。
メニュー作成の笹さん、たっぴさんりこさん今日もありがとうございました。
前半組は人数が少なくていつもと違う特別な感じがしました。
何日か練習をしていなかったのでUW No Bre がきつかったです。
相変わらずキックが遅いので、腕を丈夫にしてキックの代わりにするかキックを頑張るかしたいです。
体験記の前に、今回の日記の後はひとの高校を聞くことで有名な大聖さんを残すのみとなります。
今日の日記ではこれまでに新入生へとして競泳面の人たちが経験してきたこってり濃ゆい人生を、自分を含めて16人分、あっさりと表にまとめてみたいと思います。
タイトル | 現浪 | 合格先 | 高校での勉強 | 出身高校 | 水泳 | 名前 |
---|---|---|---|---|---|---|
2/4 他人は他人、自分は自分(修正版) | 現役 | 京都大学教育学部 | 勉強しない | 嵯峨野高校 | Fr-short | 清水結貴 |
2/5 両の腕で誰かが抱きしめてくれるまで今日も生きてる | 現役 | 同志社女子食物科学専攻 | コツコツ | 同志社 | Manager | 青木ふみえ |
2/6 しくじり先生〜俺みたいになるな〜 | 1浪 | 京大法学部後期 | 勉強しない | 筑波大学附属駒場中・高等学校 | IM | 太田(壮) |
2/7 18歳になったら、この葛藤の答えが出るだろうか | 現役 | 京都大学法学部 | コツコツ | 京都市立西京高等学校 | Manager | 大前 |
2/8 富士!サファリパークってローカルcmだったんだ | 現役 | 京都大学工学部工業化学科 | V字 | 駒場東邦高等学校 | Br | たかの |
なりすまし受験生 | 現役 | 京都大学理学部 | V字 | 新潟高校 | Fr-midlong | 川嵜 |
2/11 | 現役 | 京都大学法学部 | コツコツ | 函館中部高校 | Fr-midlong | 上野由来 |
あの夏のことはもう錆びたテープの中 | 現役 | 京都女子大学食物系 | あんまりしない | 丸亀高校 | Manager | 佐久間祥子 |
2/13 出生地ガチャ | 1浪 | 京大工学部 | コツコツ | 大館鳳鳴高校 | Back | 岩澤 |
2/14 勝因ならば負けた回数 タフなやつが立ってる最終 | 現役 | 京大法学部後期 | 燃え尽き | 大阪星光学院 | Fly | 稲西 |
2/15 僕の人生の今は何章目 | 1浪 | 京都大学農学部 | 勉強しない | 関西の高校 | Br | 池松 |
2/17 知之者不如好之者、好之者不如樂之者 | 現役 | 京都大学農学部資源生物科学科 | ラストスパート | 関東の高校 | Fr-midlong | 下山和輝 |
2/18 そろそろ起き上がりたい | 現役 | 京都産業大学後期 | 燃え尽き | 高志高校 | Manager | 樋口 |
2/19 虎視眈々と準備をしてきた僕だからきっと上手くやれる | 現役 | 京都大学工学部物理工学科 | コツコツ | 嵯峨野高校 | Br | 藤本 |
2/20 100+100=100 | 現役 | 京都大学法学部 | コツコツ | 北野高校 | Trainer | 奈島少年 |
2/21 僕は僕として、いまを生きてゆく | 1浪 | 京都大学法学部 | あんまりしない | 湘南 | Trainer | まきや |
2/22 Cogito, ergo sum | 現役 | 京都大学理学部 | コツコツ | 関西の高校 | Fr-short | よしもと |
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全部読みました。おもしろかったです。
受験時に知っておけば気が楽だっただろうと感じることもあったので、高2以下の受験生がいたら全部読んでみてください。
高3の人は受験頑張ってください!
それでは自分の体験記に移ります。
小学校の頃の話からはじめます。
鉄緑会で有名な京都の高校が2014年に附属の小学校を設立したので、小2から小3に上がるタイミングで公立の小学校から編入し、4年間最高学年としてのびのびと生活していました。
毎朝電車に乗って遅刻ギリアウトで校門に駆け込み、夕方は図書館でドラ〇もんを読んだり校庭でキャッチボールをし、最終下校時刻になるまで遊んでいました。
中学受験について、
小学校の編入時には中学に上がるタイミングで入試は行わないと言われていたのですがなぜか学校の方針が変わり全員中学受験を受けることになります。
しっかりと中学入試の準備をし、形式上の試験を受け、無事中学に上がります。
ほぼエスカレーターだったので、中学受験後の当時はいわゆる灘落ちの人と比べ、一部小学校上がりの生徒を快く思っていなかったひともいたそうです。
自分の場合は中学校に入ってすぐの成績はそんなに悪くなかったと思います。
ただここで油断し、生徒の本分である学習をおろそかにしてゲーム好きの友達に誘われて始めたスプラ2やクラロワにはまり、ちょうど同じくらいに始めたバスフィッシングにもはまり、とにかく勉強はしていませんでした。
このスタイルが中1の間続き、成績はがた落ちします。中1の終わりで300人中下から数えて10番くらい?でした。
さらにその成績の悪さを中学校の教育のせいにしていたような気がします。
本当に頭の悪い子供でした。
中2では底辺近くの成績をキープしつつも時間は無限にあるような気がして、大量に録画されたBS11のアニメを見ていました。
これまで学校・家庭・習い事の教室・ゲームくらいの狭い世界で生きいましたが、いろんな経験を詰め込んだアニメは毎回刺激的でいろんなことを想いながら見ていました。
ずっと一般的な家庭だと思っていた我が家は、どうやら少しだけ変わっているようでした。
3歳のとき、不機嫌な父親からびんたを食らってほっぺたに紅葉を作り、おとなりさんの家に駆け込んだことがあります。
父親の勝手な行動にストレスが溜まりまくったせいか、ある時は母の手から調理器具が飛んで行き、何度か跳ねてカランと床に転がりました。
もう少し大きくなってからですが、寒い中廊下で正座をしたまま食事抜きで何に対してなのかもわからないまま言われた通りに反省をしたこともありました。
不安定だった母の精神状態の原因は父親にあるようでした。
正直家での生活が嫌で学校から帰りたくないと思ったこともあります。
それでも不思議なことに、両親のことはともに嫌いではありませんでした。
不思議ですね。
ある深夜アニメの一つに触発され、
中3に上がるタイミングで勢いのある大学に行きたいと思うようになります。
このアニメは本能と経験・記憶だけを混ぜてできた自分に考えるということを教えてくれました。
また、ちょうどその頃家庭崩壊の危機の影が迫っていました。
家にいてもなかなか安心していられないし、できるだけ実家から離れた場所で一人で生活したいと思うようになりました。
ハイレベルな研究ができて家から遠い学校はないものか。
考えた結果、東大・京大・阪大と東京藝大・京都市立芸術大学・大阪芸大しか知らなかった中3の自分は東大に行きたいと思うようになりました。
高1から柔道部員として朝練に行ってトレーニングをしたり、夕練で体重130㎏近く(当時の自分の体重の約2倍)もある先輩にプレスされたりしていました。
部活では本気を出してさらにギアを数段階上げる、自身の限界を知らずに死ぬほど本気になる、という経験ができました。
自分がまだ知らない自分を知るためには、部活は適切な場所です。
自分の場合は柔道をやっていましたが、水泳でも死ぬ気で頑張るという経験をできると思います。
また、高2から高3にかけての春休みで、父親が家から出ていきました。
夜の11時ごろ、サクシード数B(数学の演習用の薄い本)を解いていた時でした。
急に下の階が騒がしくなりはじめ、しばらく何かを言い合うような声が続きます。
数学がひと段落ついて下の階に降りてみると激高した父親とその両親(自分の祖父母に当たります)がいて、数分後に車に乗って去っていきました。
理由は詳しく述べても面白くないし不快なので書きませんが、そろった証拠を全て並べると完全に父親の落ち度しかありませんでした。
身内から出てくるとは思わず悲しかったのはありますが、つらくはなかったです。
事実は事実だから。これまで知らなかった親の一面を知っただけ。
高3の途中までは東大を狙っていました。
京大に狙いを変えた理由は2つあります。
1つ目は東大に行きたいと思った理由の一つである家での生きにくさが和らいでいったこと。
父親が家からいなくなってから両親の喧嘩は一切なくなり、親子喧嘩や説教とDVの境目の行為の回数が劇的にへりました。
もうひとつは、担任との面談です。物理をやりたいのなら京大でもいいじゃないか。ギリギリで東大を狙ってもったいない1年を過ごすよりも世界トップレベルの物理をやっている京大に行くほうがいいのではないかといわれました。
また、浪人は我が家では金銭的、時間的に非推奨でした。
大学のことになってしまいますが、京大に入ってみてとてもいいところだと思いました。
教室で座っている位置にもよるかもしれませんが、勉強したくないオーラを出している人をあまり見かけません。
一番前の席に座っていると同じような人が集まってきます。
一番前に座ることは恥ずかしいことではありません。一番前に座りましょう。
高1の時に高校で配られた合格体験記を読んで知った、心の支えになる勉強法を紹介します。
実際に効果があって驚きました。
東京大学の理科一類に合格したH・Eという先輩のアドバイスです。
「高3になってから、どの科目も最初から最後までを一通り見返すことになると思います。その時に間違えた事柄や、ミスをしがちな点、後で見返したいまとめなどを書き留めたノートを各科目ごとに1冊ずつ作ってください。例えば数学なら、回転体の体積でのπ忘れをしがちであることや、素数条件の使い方の5つのまとめなど、大小様々なことを書いていました。作り方は人それぞれだと思いますが、頭で整理しながらまとめることで印象に残り、模試前にノートを見返すと効果的だと思います。これはいつでもカバンに入れておき、どこでも書き足せるようにしておくといいと思います。」(令和3年度 合格体験記 p10)
各教科1冊を作ってすぐはノートがまっさらのままで、本当にこれは意味があるのか?と疑問に思っていました。
しかし、このノートを作り始めて1か月くらい経った頃、弱点のメモが役に立ち始めました。
小テストや定期考査などに、自分のミスしがちな点や、まとめが聞かれることが非常に多くなってきたのです。
また、特に数学や理科について、自分の場合、すべての計算ミスを箇条書きしていくページを作っていました。
こうすると、自分の計算ミスの傾向が次第にわかってきます。(たとえば、3×3=6 3+3=9などとする傾向)本番、試験直前の手のウォーミングアップにもこの計算ミスの復習はとても有効でした。
自分でも驚いたのは、このノートにまとまった計算ミスを解きなおしたところ正答率が決して100にならなかったことです。ミスの傾向は、常に短期記憶の中に入れ続けないと、同じミスを犯し続けることになります。数学や理科に限らず、これらのノートは魂がこもったお守りとして、ずっと支えてくれました。
高1時点での各科目の所感は、 現文:やや苦手 古典:普通 数学:苦手 物理:やや得意 化学:何もできない 生物:大好き 地理:好き 世界史:無理 英語:普通 でした。理系は絶対に高2の選択科目で化学を選択しなければならず、とても苦労しました。
高2になって、数学が苦手だったので、母や姉の勧めにより、数学だけ塾に通うことにしました。本来なら、おそらく塾は必要なかったけれども、自分の場合は中学時代ゲームもしていたので中学数学の基礎がなっておらず、基礎を固めるために塾に行くことにしました。
しかし、大切なのは塾に行くことではなく、数学の全体像を理解することだったと思います。学校では、どうしても科書の順番通りに授業が進むことから、自分が受験数学の中のどこにいるのかということがわかりませんでした。
塾ですることは、バラバラになっている知識を樹形図のようにつなぐことと、たくさん問題を解くことです。これにより、数学の全体像を理解し、得点源にすることができました。このことに気が付いてから、何もできなかった化学においても、ツリーを作って全体を理解することで少しはましになりました。
できることならば早いこと受験を終わらせて解放されたいと思っていたうえ、家族の勧めもあり特色入試 などの情報も集めていました。
京大理学部の数理科学の特色入試は、数学のみで合否が決まるので、得意科目になっていた数学で勝負し、合格してしまおうと思っていました。
夏休み明けになって、願書や学びの報告書、調査書などを準備しなければならなかったのですが、出願締め切り直前に担任の先生に書類をお願いすることを忘れていることに気が付き、ひどく怒られました。
結局職員室と事務室を荒らし、締め切り前日に何とか出願し、受験することができました。
面接まで行くことなく数学の試験で落ちてしまいましたが、一般入試に向けて大切な学びがありました。
一度ここで落ちてみると、まだチャンスを残しつつも落ちたという事実を身をもって体験できます。
数学や物理に興味のある高校生は全員受けるだけ受けてみるべきです。
落ちても大丈夫。
受験者の9割が落ちる試験だから。
京大の冠模試も何回か受けました。でも相性の良し悪しで成績が乱高下するので、あんまり模試は信じていませんでした。席替えのくじ引きみたいなものです。
12月になり、共テに意識を向けるため、高校に入って自己管理するようになっていたスマホを封印することにしました。
思うに、一般的な高校生にとって受験の最難関はSNS・ショート動画・ゲームとどう向き合うかです。
スクリーンタイムなどは全くあてにならないので、物理的に触れなくしました。
以下にその手順を記します。
注意点として、神様の存在は認めても認めなくてもいいということがあげられます。
大事なのはスマホを遠ざけることだけです。
今の受験生はiPadやPCを使っている人も多いと思うのでこの対策は次第に難しくなっていくかもしれませんね。
共テ練習会で何回も通して共通テストを解くことは、試験本番にとても役に立ちました。何回も解くことで毎回必ず出ることがわかってきて対策することができるようになるし、全く緊張しなくなります。
共通テストの後に過去問を各科目20年分やろうと思って過去問を大切にとっておいたのですが、その考え方は甘すぎました。試験前日になっても各科目直近10年分くらいを残し、何年のどの問題に似てるだとかの話についていけなかった。大切にとっておこうなどと思わす、練習の段階からぜいたくに使ってよかったのだと後悔しました。
おそらく、夏休み頃には過去問をバンバン使っていくべきだと思います。心の余裕を保つためにも、過去問をたくさん解いて傾向をつかんでいてもよかったです。
本番については、特色・共テ・二次ともに、はじめは緊張しましたが5分も経つと集中モードに入ることができました。何もしていないときは緊張するけれども、解き始めると集中できます。人によるかもしれませんが、そんなに心配しないほうが精神衛生上良いと思います。
偉そうに書いてごめんなさい。
思ったことを書いているといろいろ思い出してきてたくさん書いてしまいました。
ほかの部員も言っていたように、これだけの文字数を書いていても全く足りないですね。